こんにちは。イクリス株式会社の吉岡です。
今回のテーマは、
「嫌なことに好きなことをセットにすると楽しみに変わる」というテーマについてお話しします。
これだけ聞くとどういうこと?と思うかも知れませんが仕組みはとても簡単です。
嫌いなことや嫌だなと思うことをやるのって腰が重くてやりたくないと思ってしまうものです。
誰でも嫌なことをやるのは嫌です。
嫌なことをやる最中でも終わってからでも良いので、好きなことをセットとして考えて嫌なことに取り組むと楽しく取り組めるものなのです。
例えばですが、
「車での移動時間は嫌だな」という気持ちがあるのなら、その移動時間は「歌を歌う時間」という風に好きなこととセットにするのです。
そうすると、「車で移動するのは嫌だ」という時間が「歌を歌う時間」に変わるので嫌ではない時間に変わるのです。
これはやってみると思った以上に効果は絶大です。
私自身も知識としてはずっと前から知っていたのですが、実際にやってはいませんでした。
これだけ聞くと「そんなことで好きになるわけがない」と思ってしまうからです。
ただいざやってみると本当に嫌な時間だと思っていたものが、楽しみな時間へと変わりました。
私は音楽を聴くのが好きなので、「音楽を聴く」という時間と「ブログを書く」時間をセットにしています。
ブログを書くことも嫌いではないのですが、やはり結構な労力がかかりますので腰は重いのです。
しかし、「音楽を聴きながらやれば良いか」と思うとかなり気持ちが楽になります。
聴きたい音楽がある時には、むしろブログを早く書きたい(早く音楽が聴きたい)となるのです。
ある意味、「普段は好きなことを我慢する」ということでもあります。
ですがやってみると、「我慢をする」というよりも、「楽しみ待つ」という感覚の方が強いので、好きなことが出来なくてストレスということはほとんどありません。
逆に、楽しい時間を噛み締めることにもなるので今まで以上に楽しむことが出来ています。
普段だとついつい楽しいことをダラダラと続けてしまうので、「楽しいことをする有り難み」みたいなものが薄れてしまいます。
「楽しいことをするのが当たり前」になってしまっているように思えます。
せっかく好きなことをやるのですから思いっきり楽しみたいものです。
だからこの方法はオススメです。
これはもちろん嫌いなことの最中にやる必要はないでしょう。
「嫌なことが終わったら好きなことをやって良い」という自分ルールを作って、終わったら思いっきり好きなことを楽しむと決めても良いでしょう。
「この仕事が終わったらデザートを食べよう」
「仕事中だけコーヒーを飲んで良い」
そんな風に自分ルールを作るのです。
普段から日常的にビールを飲んでしまったら有り難みが感じませんが、仕事の後に思いっきりビールを楽しむと思ったら普段よりも大きな幸せを感じることが出来ます。
「これが終わったら本気で楽しもう」という気持ちで仕事に取り組めるので案外モチベーションを保つことが出来るのです。
「もうすぐ授業が終わる」時のワクワク感というのは皆さん味わったことがあるでしょう。
そんな気持ちをあえて自分で作るということです。
この時に注意して欲しいのが、あまり遠くの目標に向かって好きなことをセットにしないということです。
どういうことかというと、
「この大きなプロジェクトが終わったら飲みにいくぞ!」というように何ヶ月もかかるようなことの場合は、なかなかモチベーションが続かないようになってしまいます。
もちろんそれがモチベーションに繋がるのなら良いのですが、あまり遠い未来の好きなことだとモチベーションが上がらないので「小さな嫌なことで小さな楽しみ」を作る方が効果的だと私は感じました。
是非自分にとって良いセットを考えてみてください。
どうしても大人になると、全てが自己責任で制限がありません。
好きなことも好きなようにやれてしまいます。
だから楽しみを作るというよりも、ダラダラと好きなことを永遠とやってしまうのです。
しかしそれだと好きなことがやれていないと苦痛に感じたり、ストレスに感じてしまうのです。
そこで今回のように、
嫌なことと好きなことをセットにして制限をかけることで、「楽しみ」という時間を作るのです。
最初はその効果を感じられないかも知れませんが、一週間も続けていたら嫌なことも楽しみな時間に変わっていくでしょう。
是非試して欲しいと思います。
本当にオススメだと思ったので今回は紹介いたしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回の記事も楽しみにしていてください。
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